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ユダヤ人は実に素晴らしい。
自分が言いたいのは、戒律の内容が素晴らしいとか
、宗教観がすぐれているとかでない。
ちなみに、みやこは無宗教です。
ユダヤ人は迫害及び離散を繰り返した人種。
人種というと語弊がありますが。
ユダヤ教は権力者から逃げるということを
繰り返した唯一の宗教。他の宗教は時の権力者の利用され、
利用しながら、宗教として生き残ってきた。
権力者から逃げるということは、その土地から離れなければ
ならない。土地は財産。それを捨て、新たな土地で暮らすことが
いかに困難なことか。
常に離散を繰り返し、各地域に少数コミュニティーを作り、
存続してきた。それを可能にしたのが、学問を学ぶことを
宗教行為としたこと。
ユダヤ教では神に仕えることは学ぶこと。いわば学問は食事
みたいに当たり前のことだった。
だからこそ、土地も財産もない新たな土地でも存続することが
できた。土地や宝石やお金そのような財産は奪われる。
知識だけは命がある限り奪われない。旧約聖書の本が
燃やされても、すべて暗記していれば家族にそれを
伝え知識を共有することができた。早い段階で知識の重要性を
認識できていた。
だからこそ、現代において、人口の0.2%であり、
日本人の10分の1と言われるユダヤ人が
ノーベル賞受賞者の20%を占めることができるのではないか。
この資本主義社会を生きていくには、ユダヤ教から学べる
ことが多いのかもしれない。
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